佐田みそ:おえかきmemo

佐田みそのメモやお知らせなどを随時更新します

妊娠そして出産メモ【出産編】

長くなりすぎた妊娠&出産メモの後半です笑

例によってあまり面白く無いかもなので、お暇でしたらどうぞ…笑

 

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妊婦健診も途中まではエコーで赤ちゃんが見えるたびに「かわいい🩷」など気楽にしていましたが、

どんどん大きくなり物体感が出て、もう全体像が映らなくなってから

急に「ホントか…?」と現実を疑っておりました笑

出産に関してはやはりとても痛いということで

予定日が近づくにつれ恐怖が勝ってしまい、

さらにホルモンバランスかなんかで涙腺が消し飛んだので

検診に行くたびに号泣するという厄介妊婦でした笑

産後の生活も異様に心配になってしまい、

ソーシャルワーカーさんまで紹介いただく始末…!

本当に申し訳なかったですが、手厚く対応頂いて本当にありがたかったです。

夫が育休を取ってくれたのですが、やはり初めての状況に2人だけ、

しかも自分は体がズタボロ確定という状況が怖く、

ソーシャルワーカーさんには地域で受けられる産後のサービスなどを教えてもらったりしました。

母子手帳をもらう時に説明があったのですが、改めて…)

時間が経つにつれ、なるようになるしかないと諦められました。

 

産休中はポートフォリオを作り直したり、気になっていた所を掃除するなどしていましたが

お腹が重く、座り仕事だと足も今までになく浮腫むので

最低限の家事だけこなし、寝転んで過ごす日々でした。

予定日より早めに陣痛らしき痛みがあり、一度治りましたが結局そのまま出産となります。

 

朝に生理痛のような痛みと出血があったのですが、

病院に連絡した所しばらく様子を見てとの事でした。

しばらくして痛みも引っ込んだので、夫と買い物へ行くなどして過ごしていましたが

やはり途中で腹痛があり出血も止まらず、

夜寝るかと布団に入ったところで10分間隔の痛みになったので再度病院に連絡。

一応病院に行くこととなりました。

その日から生活がガラッと変わることとなり、夜中だったこともあるので

病院へ向かう道中で世界線が変わったのだなと、

もしかして今までの自分が一回死んだのかなと

今でも思い返すとなんとも言えない気持ちになります。

(よく考えれば全然そんなことはなく、地続きの日々なのですが笑)

 

病院について新型コロナウィルスの検査をし、そのまま入院になりました。

陣痛室には幸い私1人しかおらず、気を使わずに過ごすことができました。

感染対策で夫が立ち会いできず、助産師さんがついてくれて

いきみ逃しなどのサポートをして頂きました。

めちゃくちゃ優しくしてもらったので本当に助かりました…(涙腺ガバガバなので)!

陣痛に耐えながら窓の外が明るくなったのを確認し、

日が昇るのを見るのは会社で働いていた時以来だなとぼんやり考えたりしていました。

今考えればまだ余裕がある…笑

その後朝ごはんが来ましたが痛くて食べられず、

その間に巡回のお医者さん達が来ましたが「それどころじゃないですね!」と速攻で去られ、

赤ちゃんが降りて来やすいというあぐらの姿勢で耐えること数時間、

とうとう子宮口全開になったとのことで分娩室へ。

結構はやく進んだ気がしていたので、スピード出産かなぁと調子にのりましたが

全然そんなことにはなりませんでした笑

 

分娩室に入ってから診察などを受けつつ2時間ほど待ちましたが

陣痛間隔が短くならない、赤ちゃんが降りてこないなどで促進剤を打つことに…。

間隔は少し短くなりましたが、結局それ以上にならず

夕方になり産科の先生も来て少し出産ぽいことやってみるかとなりましたが

赤ちゃんも出てくる気配がなかったようで、ダメだこりゃと言われる始末…!

諸事情で吸引などの医療介助ができなかったので、緊急帝王切開に切り替えになりました。

その頃にはさすがに余裕は無くなっていたので、諸々の書類(結構たくさんある)にサインするのがしんどかったです笑

 

手術になったため夫も呼ばれ、顔が見れたので少し安心しました。

しばらく待った後、ベッドで手術室まで運ばれ

下半身のみの麻酔をしてもらい、陣痛とはお別れに。

天井しか見てなかったので、今思えば手術室をよく見たかったな…笑

手術中は楽しげな音楽がかかっており、頭の上の方にいる麻酔担当の方や

他の方が色々話しかけてくださり、私も痛みが取れてテンションがおかしくなっていたので

やけにベラベラ喋っておりました。

メスを握っているお医者さん達も雑談されていたので

そこまで緊張しなくてなんだか良かったです笑

 

手術が始まって数分後、パッと赤ちゃんが取り出され、別の処置台へ。

泣き声がしばらく聞こえず心配になりましたが、

助産師さんに口の中を吸引してもらったりさすってもらったりしているうちに

元気に泣き出して、心底安心しました。

赤ちゃんを頭の横に持って来てもらい、写真を撮ってもらいました。

腕が固定されていたので、頬で赤ちゃんの頭に触れましたが

温かく柔らかく、あの感触はたぶんずっと忘れないだろうと思います。

 

そのうち赤ちゃんは回収され、私の方は酸素マスクになにやら差し込まれて

「ぼーっとする薬入れますね〜」と言われ、ちょっと目をつぶった次の瞬間

手術が終了しており、起こされてガラガラと運ばれ手術室を去るところでした。

麻酔こわい…笑

部屋に戻してもらい、夫と赤ちゃんも来て改めて記念撮影してもらい、その日は終わりました。

産後テンションで方々に産まれた報告などしてウキウキ過ごしていましたが、

次の日の夜から新生児のお世話でまたバタバタすることになります。

長くなったのでそれはまた別の機会に…笑

 

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元々ネガティブで負のオーラを纏って生きて来たので

出産の痛みもずっと覚えてるんだろうな〜、

産んだら忘れるなんて嘘だろなと思っていたんですが、

いざやってみたら結構忘れるのでビックリしました笑

帝王切開の傷も痛み止めがあったので乗り越えられましたし(陣痛のほうが痛いし)

メンタルの方で不調が出てしまいましたが、

なんやかんや自分頑張ったなと思います…!

今息子は3ヶ月に入ったところで、産まれたてより反応も増え

笑顔も見せてくれるようになったので、だんだんと育児も楽しくなってきました。

まだまだ大変なことがあるんだろうと思いますが、

あまり気負わずに日々を過ごしていけると嬉しいです。

 

長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

日々の様子については落書きを交えつつ、記事にできたらなと考えています。

少しずつ絵も描けると嬉しい…ですが、今は欲張らずに生活を頑張ります!